grit.JOURNAL Vol.023

grit.JOURNAL Vol.023「眉毛は、左右同じにすれば整うわけではない。」アイキャッチ

眉毛は、左右同じにすれば整うわけではない。

「左右の眉が違って見えるのですが、同じ形にできますか?」

メンズアイブロウの施術で、よくいただくご相談です。

片方は少し高く見える。

片方だけ濃く見える。

眉頭や眉尻の位置が、左右で違う気がする。

そう感じると、どちらか一方に合わせて、左右をまったく同じ形にしたくなるかもしれません。

でも、顔も眉も、もともと完全な左右対称ではありません。

大切なのは、左右差をすべて消すことではなく、顔全体で見たときに自然に見えるバランスです。

顔も眉も、完全な左右対称ではありません。

鏡で顔をよく見ると、目の高さや大きさ、頬の位置、口角の上がり方など、左右で少しずつ違いがあります。

眉も同じです。

生えている位置、毛流れ、毛量、筋肉の動き方が左右で違うため、何もしていない状態で完全にそろっている方が珍しいくらいです。

左右差があること自体が、整っていないという意味ではありません。

少し違っていても、顔全体になじんでいれば、他人から見たときにはそれほど気にならないことも多いんですよね。

眉の左右差は、形だけで生まれるわけではありません。

眉が左右で違って見える理由は、輪郭の形だけではありません。

片方の眉頭だけ毛が密集している。

一方は上向きに生え、もう一方は横へ流れている。

眉を上げる癖によって、片方だけ高く見える。

前髪の分け目や髪のボリュームによって、片側が強く見える。

このように、毛量、毛流れ、表情、髪型まで重なって、眉の見え方が決まります。

輪郭だけを同じにしても、濃さや毛流れが違えば、左右は同じ印象にはなりません。

同じ形にそろえるほど、不自然になることもあります。

たとえば、高く見える眉に合わせて、低い方の眉の下側を大きく削る。

反対に、低い眉へ合わせるために、高い方の上側を取りすぎる。

形だけをそろえようとすると、本来必要な毛まで減らしてしまい、眉が細く見えたり、表情から浮いて見えたりすることがあります。

左右を定規で測ったように同じにするより、それぞれの眉が持っている形を活かしながら、気になる差だけを小さくする。

その方が、元の顔立ちになじむ自然な眉になりやすいと考えています。

眉は、一本ずつより、少し離れて顔全体で見る。

自分で眉を整えるとき、鏡へ近づくほど、一本の毛や数ミリの差が気になってきます。

片方を少し削る。

今度は反対側が濃く見えて、そちらも削る。

それを繰り返すうちに、思っていたより細くなってしまうことがあります。

近くで細部を見ることも必要ですが、途中で一度、鏡から少し離れてみる。

正面だけでなく、普段話しているときの距離で顔全体を見る。

眉だけを完成させるのではなく、顔の中で眉がどう見えるか。

この視点を持つと、少しの左右差を必要以上に追いかけにくくなります。

WAX・間引き・カットは、左右で同じ量でなくていい。

メンズアイブロウでは、眉の外側を整えるWAX、内側の毛量を調整する間引き、長さを整えるカットを、状態に合わせて使い分けます。

左右で生え方が違うなら、必要な工程や調整する量も同じとは限りません。

濃く見える側だけ、間引きを少し増やす。

毛流れが乱れやすい側は、長さを見ながらカットする。

輪郭がぼやけている部分だけ、WAXで整える。

左右へ同じ作業をすることより、それぞれに必要な調整をすることが大切です。

間引きとWAX・カットの役割については、「メンズ眉毛の間引きとは?WAX・カットとの違いと自然に整える方法」でも詳しく書いています。

自己処理では、片方に合わせすぎない。

左右差が気になるときほど、完成形を一気につくろうとしない方が安全です。

まずは、輪郭から明らかに外れている毛や、眉間の不要な毛を少量整える。

眉山や眉尻の高さを無理に合わせるために、大きく剃る・抜くことは避ける。

迷う部分は残したまま相談していただいた方が、元の太さと毛流れを活かした提案ができます。

自宅で整える範囲については、「メンズ眉を自分で整える範囲とサロンに任せる範囲」も参考にしてください。

grit.HAIR|+では、髪型とのバランスまで見て整えます。

郡山のgrit.HAIR|+では、眉だけを切り取って左右対称にするのではなく、骨格、毛量、毛流れ、表情、髪型まで確認しながら整えます。

前髪を上げるのか、下ろすのか。

短髪なのか、センターパートなのか。

髪の重さや見える範囲によっても、眉に残したい太さや濃さは変わります。

細く作り込みすぎず、元の眉を活かしながら、左右差が強く見える部分だけを調整する。

完全マンツーマンで、初めての方にも施術前に整え方をご説明します。形を決めずにご来店いただいても問題ありません。

施術内容や料金は、メンズアイブロウのご案内をご覧ください。

左右差をなくすより、自然に見える位置を探す。

眉毛は、左右同じにすれば必ず整って見えるわけではありません。

もともとの骨格や生え方が違うからこそ、それぞれに必要な調整があります。

差をすべて消そうとするのではなく、顔全体で見たときに、どこまで整えると自然なのかを考える。

片方をもう片方へ近づけることより、二つの眉が、その人の顔になじんで見えること。

僕は、そのバランスを大切にしています。

次回予告

次回は、

「眉毛は、近くで見るほど整えすぎる。」

について書こうと思います。

一本の毛や数ミリの差ではなく、人と話す距離から見た印象をどう整えるか。

次回は、セルフケアでもサロンでも大切にしたい「見る距離」について書いてみます。

grit.HAIR|+ メンズアイブロウ

左右差を無理に消さず、骨格・毛流れ・髪型に合わせた自然な眉をご提案します。

grit. は grit.HAIR|+grit.EXECUTIVE、2つの専門サービスを展開しています。