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服より先に、サイズ感。

「何を着れば、おしゃれになりますか?」

美容師をしていると、髪だけではなく、服装について相談されることもあります。

「何を着ればいいですか?」
「おすすめのブランドってありますか?」

そんな質問をいただくことも少なくありません。

でも僕は、ブランド名より先に聞くことがあるんですよね。

「その服、サイズは合っていますか?」


高い服より、似合うサイズ。

高い服を着れば、おしゃれに見えるわけではありません。

逆に、シンプルなTシャツでも、サイズ感が合っているだけで印象は大きく変わります。

人は服そのものより、

「その人がどう着ているか」

を見ていることが多いんですよね。


僕が見ているのは「サイズ」ではなく「バランス」。

美容師として髪を見てきて、パーソナルトレーナーとして身体も見てきました。

だからこそ感じるのは、服は単体で似合うものではなく、

髪型・姿勢・体型まで含めて完成するもの

だということです。

肩幅や首の長さ、姿勢のクセ、身体のバランス。

それらによって、同じ服でも見え方はまったく変わります。

SNSで見かけたコーディネートをそのまま真似しても、なんとなくしっくりこないことがあります。

それは服が悪いわけではなく、その人に似合う**「サイズの位置」**が違うからなんですよね。

だから、

「流行っているサイズ」

「その人に似合うサイズ」

は、必ずしも同じではありません。


現場で何度も感じてきたこと。

実際、お客様でも髪型はほとんど変えていないのに、

服のサイズ感を少し見直しただけで

「なんか垢抜けたね。」

と言われるようになった方を何人も見てきました。

本人は服を買い替えたくらいの感覚でも、

周りからすると、

「雰囲気が変わった」

と感じるんですよね。

印象は、大きく変えるより、

少し整えた方が自然に伝わる。

僕はそんな場面を、これまで何度も見てきました。


今日からできること。

次に服を買う時は、

ブランドを見る前に、

一度だけ鏡の前で確認してみてください。

・肩幅は合っているか。

・袖丈は長すぎないか。

・服に着られている印象になっていないか。

まずは、その3つだけでも十分です。

新しい服を増やさなくても、

今持っている服のサイズ感を見直すだけで印象が変わることもあります。


服は「値段」より「似合う」が大切。

服は、高いものを選ぶことより、

自分に合うものを選ぶこと。

僕は、それだけで印象は十分変えられると思っています。

髪も。

眉も。

姿勢も。

服も。

整えるものは違っても、

目指しているのは同じ

「その人らしい印象を整えること」。

ブランドより先に、

まずは自分に合ったサイズ感を知ること。

それが、おしゃれへの一番近道なんじゃないかなと思っています。


次回予告

grit.JOURNAL Vol.008

「香りは、最後に残る第一印象。」

見た目だけでは伝わらない清潔感について。

髪型や服装では補えない、「香り」という視点から書いてみようと思います。

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