髪を切った日は何も言われなかったのに、眉を少し整えただけで「なんか雰囲気変わったね」と言われた。
そんな経験、ありませんか。
実はこれ、美容の現場では珍しいことではありません。
美容室に来られる方の多くは、髪に時間もお金もかけています。
もちろん髪は印象をつくる大切な要素です。
でも、それだけでは「なんとなく垢抜けない」が解決しないことがあります。
逆に、眉を少し整えただけで「感じが変わった」と言われる方も少なくありません。
この違いは、一体どこから生まれるんでしょうか。
長年、お客様の髪や眉に向き合ってきた中で、僕はあることを何度も感じてきました。
印象は、髪型だけで決まるものではなく、顔まわりで決まる。
人は会話をするとき、自然と相手の目を見ています。
目を見るということは、そのすぐ上にある眉も無意識に見ているということです。
髪型は全体を見て初めて印象になりますが、眉は会話している間ずっと視界に入っています。
だからこそ、眉が整っているかどうかは、実は第一印象にとても大きく影響しているんです。
現場でも、同じことを何度も見てきました。
カットやカラーを大きく変えたときよりも、眉を少し整えた日の方が「雰囲気変わったね」と周りから言われた、というお客様は本当に多いんです。
本人からすると「そんな小さな変化で?」と驚かれることもあります。
でも、見ている側にとっては、その小さな変化の方が自然に伝わっているんですよね。
眉というと、「描くもの」「形を作るもの」というイメージを持たれる方も多いと思います。
でも僕は、少し違う考え方をしています。
眉は、新しく作るものではなく、もともとある印象を整えるもの。
余分な部分だけを整理して、本来の眉を活かす。
男性でも女性でも、その考え方は変わりません。
だから難しいことをする必要はありません。
眉の際が伸びていないか。
左右のバランスが極端に崩れていないか。
まずは、そのくらいから見てみるだけでも十分です。
一気に変えようとしなくても大丈夫。
少し整えるだけで、鏡の中の自分が少し違って見えてくると思います。
印象は、大きく変えることで変わるわけではありません。
小さな手入れを続けることで、少しずつ育っていくものなんだと思います。
髪も、眉も。
どちらも「一度整えれば終わり」ではなく、積み重ねていくものです。
その積み重ねが、「なんとなく感じがいい」という印象につながっていく。
grit.が大切にしているのも、いつもその積み重ねです。
この記事も、もしよかったら保存しておいてください。
次に鏡の前に立ったとき、少しだけ眉を見てみようかな。
そんなきっかけになれたら嬉しいです。
次回のgrit. JOURNALは、「姿勢」について書こうと思います。
髪も眉も整っているのに、なぜか印象が変わらない人がいます。
その理由は、実は姿勢にあるのかもしれません。
それはまた、次回に。
